投資信託を始めるベストなタイミングとは?
個人の資産形成や資産運用の手段として注目を集めている投資信託ですが、「いつ始めるのがいいのか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
投資信託を始めるベストなタイミングは、市場の状況や個人の目標によって異なります。
しかし、基本的な考え方やポイントを押さえておけば、投資信託を始める最適なタイミングが見えるようになるはずです。
そこで今回は、投資信託を始めるベストタイミングについて考えていきます。
公開日:
更新日:2024.04.19
目次
投資信託を始めるのに適したタイミングとは
実をいうと投資信託を始めるタイミングに正解はありません。適切なタイミングは、人それぞれです。最も安いときに投資するのが理想ですが、「最も安いとき」を見極めるのはプロでも困難です。
重要なのは、生活資金を確保しながら投資を継続することでしょう。投資はリスクを伴うため、緊急時の資金や生活費を確保しておくことが何よりも必要です。
予期していなかった事態にも対応できる貯蓄と生活資金に余裕ができたら、投資信託を始めるかどうかを検討してみましょう。
ライフステージの変化が、投資信託を始めるタイミングになることもあります。結婚や出産、退職など、将来的に資産を増やしたいと感じたときに投資信託を始めれば、無理なく資金を増やせる可能性が高まるでしょう。
「投資信託を始めてみようかな」そう思ったときが始めるタイミングです
投資信託を始めるタイミングに正解はなく、個人の状況や目標によって異なります。タイミングに迷ったときは、「投資信託を始めてみようかな」と思ったその時に始めるのがおすすめです。
ただし、投資は早い段階から始めるに越したことはありませんが、準備もなく性急に始めればいいというものでもありません。
投資信託を始めてみたくても、どのように行えばいいのかわからないという方は、専門家のアドバイスを無料で受けることができる、お近くの金融機関窓口に相談してみるのがおすすめです。
大切なのは「タイミング」ではなく「買い方」
投資信託は必ずしもタイミングを見計らって売買する必要はありません。
繰り返しになりますが、市場の動きを正確に予測するのはプロでも難しく、タイミングを完璧に見極めるのは不可能に近いとされています。
そのため、投資信託を始める時期を探るよりも、購入方法や運用方法を重視することのほうが大切です。
なお、リスクを軽減して無理なく購入できる運用方法のひとつに「投信積立」があります。
詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください:千葉銀行投資積立サービス
おすすめは定額投資「ドル・コスト平均法」
投資信託のおすすめの買い方は、ドル・コスト平均法(定額投資)です。
ドル・コスト平均法は、定期的な間隔で一定の金額を投資し、市場の値動きに左右されない長期資産形成を狙います。
市場価格が高いときには購入する口数は少なくなりますが、市場価格が低い時には購入口数が増えます。これにより、長期的な市場の価格変動を平均化する効果が生まれ、投資のリスクを分散できます。
「予算2万円で毎月定期的に購入する」という運用方法の例を見てみましょう。
1か月目は価格が1万円なので2口購入できます。翌月は価格が2万円になったので、購入できたのは1口です。3か月目は価格が5千円になり4口購入、4か月目の価格も5千円なので同じく4口購入しました。5か月目は価格が1万円に上がったので、2口だけ購入します。
5か月運用した結果は、投資総額10万円、保有口数13口、平均取得単価は約7,692円です。
価格が2万円という高い時期にも購入していますが、トータルでは平均取得単価を下げることに成功しています。
ドル・コスト平均法を利用する際の注意点
ドル・コスト平均法はリスク回避に役立つ投資方法ですが、注意点もあるので実運用の前に確認をしておきましょう。
相場の変動に一喜一憂しない
ドル・コスト平均法で投資する際には、目先の価格変動に一喜一憂しないようにしましょう。利益が乗ると売却したくなりますが、売却してしまうと「取得単価の平均化」ができません。
ドル・コスト平均法のメリットを最大化するためには時間を味方につける必要があります。また、「最も価格が高い時期」を見極めるのも困難です。
自動積み立て機能を利用する
ドル・コスト平均法は機械的に買い続けることが重要となりますが、感情に左右されて売却してしまう人も少なくありません。
自信がない場合は、相場を見なくても自動的に積み立てを継続できる機能やシステムを利用しましょう。
すべての市場状況に適していない
ドル・コスト平均法は、すべての市場状況に適した方法とはいえません。
例えば、投資対象の商品が極端な変動を示すような状況では、他の投資戦略を検討したほうが有利になるケースもあります。
投資目的やリスクの許容度に応じて、最適な投資手法を選択するようにしましょう。
積立終了時の戦略を立てておく
長期の積み立て投資でも、投資信託は最終的には売却をして利益を確定しなければいけません。
そのため、運用を始める前に「利益を確定するタイミング」や「利益確定後の資産再運用」などについても考えておきましょう。
最終的に損失が発生する可能性がある
市場全体が長期的、または大幅に下落した場合は投資総額が減少するので、最終的に損失が出る可能性もあります。
市場の成長性や投資対象のパフォーマンスも重要です。成長性に欠ける投資対象は評価額が下がり、損失が発生する恐れがあります。
まとめ
この記事では、投資信託を始めるタイミングについてご紹介しました。
その中で重要なのは以下の3点です。
- 投資を成功させるためのタイミングの見極めはプロでも難しい
- 投資信託を始めるときに大切なのは「タイミング」ではなく「買い方」
- おすすめは定額投資「ドル・コスト平均法」
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