おかねのこと、わかりやすく

ちばぎん

資産運用の王道「長期・積立・分散」をはじめよう

ウェルスナビは、王道とされている「長期・積立・分散」の資産運用をサポートするサービスです。

働く世代にとって、「長期・積立・分散」の資産運用がなぜよいかについてお伝えします。

公開日:

更新日:2024.10.29

なぜ「長期・積立・分散」か

「長期・積立・分散」は、少なくとも10年以上の長い期間、一定の金額を毎月など決まった間隔で、世界のさまざまな資産に分散して運用するスタイルです。

「長期・積立・分散」は、世界的にも資産運用の王道とされています。

これは、世界の経済活動に対して分散してコツコツと投資することで、中長期的に世界経済の成長率を上回るリターンを目指すというもので、働きながら「長い目で資産を育てていきたい」という方にぴったりの方法です。

金融庁も、2016年9月の「平成27事務年度 金融レポート」で、「リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効である」と述べています。

長期でじっくり資産を育てる

次のグラフは、1992年からの30年間、「長期・積立・分散」の資産運用を行った場合のシミュレーションです。

過去30年の間には、アジア通貨危機や、ドットコム・バブルの崩壊、リーマン・ショック、ギリシャ財政危機、チャイナ・ショック、コロナ・ショックなど、危機を何度も経験しています。「100年に一度の危機」と言われたリーマン・ショックのとき、資産は大きく目減りしていますが、時間をかけてそのマイナスを取り返し、むしろ成長しています。

過去を振り返ると、世界経済は短期的なアップダウンはありながらも、中長期的には成長を続けてきました。資産運用を「続ける」ことで、しっかりとその恩恵を受けることができたのです。

積立投資は感情に左右されず資金を積み上げることができる

普段の生活では、値下がりしている商品を多めに買い、値上がりしている商品を買い控えるという行動を誰もが自然に取っています。

しかし、こと金融商品となると、「損をしたくない」という感情が邪魔をします。値上がりしている投資信託や株はもっと上がるのではと期待して(本当は割高なのに)買い、値下がりするともっと下がるのではと不安になって(本当は割安なのに)売ってしまうという人がとても多いと言われています。

積立投資は、月に一度などの決まった間隔で、同じ金額をコツコツと投資に充てていく方法です。株価や為替相場などの一時的な動きに左右されず、淡々と資金を積み立てられることが、積立投資のメリットです。

「損をしたくない」という感情に左右されず、淡々と資金を積み立てる仕組みは、資産形成においてとても有効な方法だといえます。

分散投資でリスクを抑えて成長の恩恵を狙う

分散投資は、世界へ幅広く投資することで、世界中の国や企業、そこで働く人々が生み出した利益からリターンを得ることを狙っています。

資産運用にはリスク(損をする可能性)がつきものです。一つの国や会社に集中して投資していると、その国や会社にだけ依存してしまうため、時としてうまくいかなくなることがあります。世界中のさまざまな資産に分散して投資をしておけば、ある資産が価値を下げてもほかの資産については異なる値動きが期待できるため、リスクを効果的に抑えることができます。

リーマン・ショックのとき、株価は世界的に急落しましたが、安全資産とされる金、そして債券の価格は上がりました。さまざまな資産にあらかじめ分散投資をしておけば、ショックを一定程度、和らげることができるのです。

ウェルスナビは、ETF(上場投資信託)を通じて世界約50カ国の1万2000を超える銘柄に分散投資をしています。今後も世界経済が成長し続けるという前提に立てば、世界中への分散投資はとても理にかなった方法だといえます。

資産形成を成功させるポイントは

資産形成を成功させるポイントは、こうした「長期・積立・分散」の考え方をしっかりと理解し、淡々と続けていくことです。

株式市場が大きく動いて資産がマイナスになったり、短期間でかなりプラスが出たりすれば、焦って行動したくなるのはごく自然なことです。しかし将来のために資産を育てるとき、いちばん大切なことは、長い目でリターンの最大化を図ることでしょう。つまり、資産が短期的に「増えた・減った」ではなく、長い目で見て着実に成長していることが大切です。

よいときも悪いときも一喜一憂せず、淡々と資産運用を続けることが、長い目で資産を育てていくことにつながるのです。

(※)シミュレーションの前提条件は以下の通りです。
・1992年1月末に100万円で運用開始し、翌月から2022年1月まで毎月末に3万円ずつ積立投資
・2017年4月時点のWealthNaviのリスク許容度3の推奨ポートフォリオ(米国株30.6%、日欧株21.5%、新興国株5.0%、米国債券29.1%、金8.8%、不動産5.0%)で毎月末にリバランスした想定で試算
・年率1%(税込1.1%、ただし消費税率は時期により適用される税率を適用)の手数料控除後
・分配金や譲渡益にかかる税金は考慮せず
・ETFの分配金は権利落ち日に再投資
・ETF設定前の期間は、当該資産クラスに対応するインデックス等のデータを利用、ただしETF経費率を控除 (米国株:Wilshire 5000、日欧株:MSCI EAFE Index、新興国株:MSCI Emerging Markets Index、米国債券:Bloomberg Barclays US Aggregate Bond Index、金:LBMA Gold Price、不動産:Dow Jones U.S. Real Estate Index)
・Refinitivのデータに基づきWealthNaviにて作成
・当該シミュレーションは過去データに基づき計算されたものであり、将来の運用成果等について示唆・保証するものではありません。

当コラム記事は、ウェルスナビ株式会社から提供を受けたものを掲載しております。

本コラムの内容は掲載日現在の情報です。
コラム内容を参考にする場合は、必ず出典元や関連情報により最新の情報を確認のうえでご活用ください。

アンケートへのご協力お願いします

掲載されている記事の満足度はいかがでしょうか?


アンケートへのご協力
ありがとうございました。

当社は、お客様によりよいサービスを提供するため、cookie(クッキー)を使用することがありますが、これにより個人を特定できる情報の収集を行えるものではなく、お客様のプライバシーを侵害することはございません。

  • WealthNavi for 千葉銀行の重要事項

    「WealthNavi for 千葉銀行」をお申込みの際は、次の点にご注意ください。

    • 「WealthNavi for 千葉銀行」はウェルスナビ株式会社が株式会社千葉銀行(以下、千葉銀行)のお客さま向けに提供するサービスです。千葉銀行が提供するサービスではありません。
    • 「WealthNavi for 千葉銀行」は、元本が保証された商品ではありません。
    • 「WealthNavi for 千葉銀行」のお取引に際しては手数料がかかります。費用・リスクの詳細については、ウェルスナビ株式会社の契約締結前交付書面等をご覧ください。
    • 千葉銀行はウェルスナビ株式会社とは別法人であり、「WealthNavi for 千葉銀行」のご利用にあたっては、ウェルスナビ株式会社のお取引口座の開設が必要です(「WealthNavi for 千葉銀行」の口座開設をお申込みいただくと、お取引口座がウェルスナビ株式会社に開設されます)。
    • 千葉銀行は、ウェルスナビ株式会社から委託を受け、お客さまとウェルスナビ株式会社との間で締結する投資一任契約の締結の媒介および投資一任契約に基づく取引のために必要な口座開設の媒介をおこないます。資産の管理・運用はウェルスナビ株式会社がおこないます。
    • 「WealthNavi for 千葉銀行」において口座を開設した後のお取引については、すべてお客さまとウェルスナビ株式会社とのお取引になります。
    • 千葉銀行において「WealthNavi for 千葉銀行」のお取引をされるか否かが、お客さまと千葉銀行の預金、融資等他のお取引に影響を与えることはありません。また、千葉銀行での預金、融資等のお取引内容が「WealthNavi for 千葉銀行」のお取引に影響を与えることはありません。
    • 「WealthNavi for 千葉銀行」におけるお取引はウェルスナビ株式会社とお客さまとの投資一任契約に基づくものであるため、原則として、お客さまが自ら有価証券の個別の売買注文をおこなうことはできません。
    • 原則として、成年の個人のお客さまを対象とさせていただきます。
    • 千葉銀行の本支店窓口では、「WealthNavi for 千葉銀行」をお申込みになれません。
    • 「WealthNavi for 千葉銀行」のお申込みには、千葉銀行の普通預金口座が必要です。すでに直接または他社経由にて、ウェルスナビ株式会社と投資一任契約を締結されている方は「WealthNavi for 千葉銀行」をお申込みになれません。
    • 「WealthNavi for 千葉銀行」は預金保険の対象ではありません。ウェルスナビ株式会社は、法令に従い、お客さまの資産とウェルスナビ株式会社の資産を明確に区別する分別管理をおこなっております。ウェルスナビ株式会社の破たんの場合でも、お客さまの資産は全額返還されます。また、万一分別管理に不備があった場合でも、返還できないお客さまの資産について日本投資者保護基金が1,000万円まで補償をおこないます。詳しくはウェルスナビ株式会社までお問い合わせください。
    • 「WealthNavi for 千葉銀行」は、次の要因により預かり資産が変動し、お受け取り金額が投資元本を下回ることがあります。
      • 相場変動リスク
        お客さまが所有するポートフォリオを構成する国内および海外ETFは、主として株式、債券、コモディティ等を実質的な投資対象とするため、その価格はこれら実質的な投資対象の価格などに応じて大きく変動し、その結果として損失が生じ、また、投資元本を割り込む場合があります。
      • 為替変動リスク
        お客さまが所有するポートフォリオを構成する海外ETFに関しては、通貨発行国の金利の変化等により生じる外国為替相場の変動を原因とした損失が生じ、また、投資元本を割り込む場合があります。
      • 信用リスク
        お客さまが所有するポートフォリオを構成する国内および海外ETFが、株式、債券等を実質的な投資対象としている場合、株式や債券等の発行者などの信用状況に変化が生じた場合、当該投資対象の市場価格の変動によって損失が生じ、また、投資元本を割り込む場合があります。
      • その他のリスク
        取引所金融商品取引および外国金融商品取引所取引(国内および海外ETF)は、市場で取引がおこなわれるものの、市場環境の変更等により取引に支障をきたし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。取引するETFの対象国が休日等の場合、そのETFにかかわる取引がおこなわれないことがあります。
    • ウェルスナビ株式会社が提供する一連のサービスによりお客さまからもらい受ける手数料は、預かり資産額に対し最大1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%)です(年365日として計算します)。預かり資産の日々の時価評価額に対し所定の年率により手数料額を日々計算し、原則として所定の方法により月初から月末(ただし、お客さまと締結した投資一任契約が終了した場合には当該終了日)までの期間ごとに合計のうえ、月間の手数料額として翌月第一営業日にお支払いいただきます。手数料額は日々の時価評価に応じ計算され計算期間中累計されるため、事前に金額または上限額を表示することができません。また、海外ETFの取引に際しては、ウェルスナビ株式会社の定める為替レートが適用されます。外国証券の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における公租公課その他の賦課金が発生します。費用・リスクの詳細については、ウェルスナビ株式会社の契約締結前交付書面等をご覧ください。
    • 投資一任契約には、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
    商号等 株式会社 千葉銀行
    登録金融機関 関東財務局長(登金)第39号
    加入協会 日本証券業協会
    一般社団法人金融先物取引業協会
    商号等 ウェルスナビ 株式会社
    金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2884号
    加入協会 日本証券業協会
    一般社団法人日本投資顧問業協会
    一般社団法人日本資金決済業協会

関連記事

人気の記事