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「将来に向けて資産を増やそう」ファンドラップ・サービスの魅力とは

これまで投資経験のない人でも、将来に向けて資産を増やしたいと考える人が増えてきています。
しかし、自分だけで投資を始めるのは難しいと考える人も多いでしょう。

金融機関では、投資を一任するサービスがあります。投資をプロに一任できれば投資に対する不安も少なくなるかもしれません。

この記事では、ファンドラップ・サービスの魅力について解説します。

公開日:

更新日:2023.06.22

ファンドラップ・サービスとは

ファンドラップ・サービスは、投資家がサービスを提供する金融機関にまとまったお金を預けて、投資一任業者が投資家に代わって資産の運用や管理を行います。サービスを利用するには投資一任契約を締結し、専用の口座を開設します。

投資が一任できる部分は、投資家の要望にあわせた資産配分の決定や、その資産配分に基づいた金融商品の購入や売却などです。また売買の結果や、運用実績を定期的に報告します。

ファンドラップ・サービスの仕組み

ファンドラップ・サービスが実際にどのような仕組みで運用されているのかをご紹介します。

全部おまかせで分散投資

ファンドラップ・サービスでは、投資家の運用目標や方針に応じた分散投資の配分を投資一任業者が構成してくれます。

分散投資をするメリットは、仮に1つの投資先の資産価格が下落したとしても他の投資先で価格が上がっていれば変動を抑えられるという点です。もし1か所にしか投資をしていなければ、下落した際に大幅に資産が減ってしまう可能性がありますが、分散して投資をすることでリスクを抑えることが可能です。

分散投資の例は次の通りです。国内外の株式や債券をそれぞれ25%ずつ保有した場合の例であり、リスクとリターンのバランスを取っています。

積極的な運用をする場合は次のような配分となるでしょう。国内外の株式が70%、国内外の債券が30%の例であり、大きなリターンを狙えますが同時にリスクも大きくなります。

分散投資することでリスクをコントロールできるものの、資産の配分や投資先の分散は自身で運用するとなると、なかなか難しいでしょう。しかしファンドラップ・サービスであれば、投資家の運用目標に沿った資産配分や構成で投資一任業者が運用してくれます。

お客さまのリスク許容度、投資のご意向に沿うファンド選び

ファンドラップ・サービスでは、あらかじめ投資家から投資する目的や、運用方針、目標額、リスク許容度についてヒアリングします。ヒアリング内容から適切な資産配分を提示し、投資家の意向に適したファンドを選んでくれます。

自身の運用方針に適したファンドを自分で見つけようと思っても難しいでしょう。しかし、ファンドラップ・サービスではファンド選びを任せることができ、必要に応じてファンドの見直しもしてくれます。

自動リバランス

分散投資で資産配分しても、価格や相場の変動によって資産配分の比率は変化します。それを調整することをリバランスといいます。ファンドラップ・サービスでは投資一任業者が定期的にリバランスしてくれるため、リスク管理と安定した収益につながります。

ライフステージや運用に対するお考えの変化に合わせた契約内容の変更

ライフステージや投資環境の変化等によって運用に対する考え方が変わることがあります。

現役時代であれば安定収入があり、投資期間も長いことで積極運用していたものの、退職を迎え収入も減ることからリスクを抑えて安定的に運用しようと考える場合があるでしょう。

ファンドラップ・サービスではリスク許容度や、目標額に合わせてご契約内容の変更が可能です。リスク許容度や目標額が変われば、資産配分やファンドの見直しも必要となりますが、ファンドラップでは投資一任業者が行ってくれます。

ファンドラップ・サービスを活用するメリット

ファンドラップ・サービスのメリットは主に4つあります。

・運用方針などの要望に沿った運用ができる

ファンドラップ・サービスでは自身の投資目的や、運用方針、目標額などの要望を確認したうえで資産運用を行います。

・資産運用を任せられる

投資未経験者のほか、仕事などで投資に割く時間がない方も、ファンドラップ・サービスを利用すれば投資一任業者に資産運用を任せられます。

・分散投資が可能

運用方針やリスク許容度に沿った資産配分を構成し、分散投資ができます。またファンド選びも任せられます。

・定期的に運用報告がもらえる

資産運用が始まったら定期的に資産状況や、運用実績の報告書がもらえます。また運用状況が思ったものと異なればご契約内容の見直しも可能です。

ファンドラップ・サービスの運用にかかる費用

ファンドラップ・サービスでは、主に投資顧問報酬や運用管理費用(信託報酬)等がかかります。

投資顧問報酬とは、投資一任業者から投資に関する助言を受けることや、運用をお任せする際に発生する費用です。投資顧問にかかる費用は金融機関によって異なるため、あらかじめ確認すると良いでしょう。

運用管理費用(信託報酬)とは、資産配分の構築や、実際の投資商品への売買、管理などにかかる費用です。また信託財産留保額といった、投資信託を換金する際にかかる費用もあります。これらの費用は信託財産から差し引かれます。

ファンドラップ・サービスにかかる費用は、金融機関によってさまざまで、年間最大3%かかるサービスや、1%弱のものもあります。また運用管理費用(信託報酬)も金融機関によって異なるため、サービスを受ける前によく確認したうえで利用するようにしましょう。

こんな方におすすめ!

ファンドラップ・サービスは次のような人におすすめです。

  • 資産運用を投資一任業者にお任せしたい
  • 自分自身で資産配分したり運用したりすることが難しいため利用したい
  • まとまったお金を正しく運用したい
  • 退職金を活用して将来の資産形成のために運用したい
  • 投資にかかる損失リスクを抑えて運用したい
  • お金を増やす目的が定まっている
  • 仕事が忙しいため投資を任せたい
  • 自分で投資するのが面倒に感じている
  • 今まで投資してきたものの、苦手なためプロにお任せしたい

以上のように、投資一任業者に資産運用をお任せしたい人や、まとまったお金の運用を考えている方におすすめです。

ファンドラップ・サービスの活用で成功するためのポイント

ファンドラップ・サービスを活用するうえで、投資を成功させるポイントは次のとおりです。

  • サービス内容を利用する前に把握しておく
  • 資金がまとまってから投資を始める
  • 投資する金融機関や金融商品をよく調べたうえで選ぶ
  • サービスにかかる費用を把握しておく
  • 運用利回りを把握しておく

ファンドラップ・サービスはまとまったお金を自身の運用方針に基づいてお任せできるため、「丸投げ」してしまいがちですが、投資顧問報酬等のコストは把握したうえで活用するようにしましょう。

資産運用は千葉銀行へご相談ください

千葉銀行ではさまざまな運用商品やサービスをご提供しています。安全性を重視したい場合や、積極的な資産運用を考えている場合など、資金づくりや資金運用にお役立てできる商品などをご案内いたします。

サービスの詳細はこちら:ためる・ふやす│千葉銀行

また千葉銀行グループではファンドラップ・サービスとして「TSUBASAファンドラップ」があります。

お客さまの資産運用に関するご意向をもとにして、適切な運用コース(資産配分)をご提案し、お客さまに代わって投資判断や実際の売買などを行い、定期的に運用報告を行います。

自身で資産運用するとなると多くの知識や情報収集、管理するための時間が必要となります。投資で失敗しないためには、自分に合った商品やサービスを選ぶことが大切です。

千葉銀行グループのTSUBASAファンドラップについて、もっと詳しく知りたいという方は、下記詳細をご確認ください。

サービスの詳細はこちら:ファンドラップ│千葉銀行

※TSUBASAファンドラップのお申込み手続きは、ちばぎん証券にご紹介後、同社の担当者が受付いたします。

「じっくり相談しながらご自身に合う資産運用を見つけたい。」

そんな方は、店頭窓口での専任担当者による、ご相談もいただけます。
土日祝日のご面談、平日夕刻のご面談にも対応する「コンサルティングプラザ」もご利用いただけます。

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    • TSUBASAファンドラップ(以下、「当サービス」といいます)は、株式会社ウエルス・スクエア(以下、「ウエルス・スクエア」といいます)が提供する投資一任運用サービス(以下、「ファンドラップ」という場合があります)です。当サービスをご利用いただくにあたっては、お客さまとウエルス・スクエアの間で投資一任契約を締結していただきます。
    • 当サービスにおいて、株式会社千葉銀行(以下、「千葉銀行」といいます)は、ウエルス・スクエアとの契約に基づき投資一任契約の締結の媒介をいたします。またちばぎん証券株式会社(以下、「代理金融機関」といいます)は、ウエルス・スクエアとの契約に基づき投資一任契約の締結の代理をいたします。なお、千葉銀行、代理金融機関のいずれも、投資一任運用を行いません。
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