保険は必要?不必要?日常に潜むリスクに備えるために加入すべきか考える
私たちの生活にはさまざまなリスクが存在します。そのようなリスクに備えるためには、保険への加入が必要です。
しかし、保険の必要性については意見が分かれるところでもあります。
そこで今回は、保険に加入することの意義について解説します。
保険による備えが必要となるシーンも紹介しますので、保険に加入すべきかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
公開日:
更新日:2023.08.16
目次
「保険」は必要なものなのか?
保険は万が一のことが発生したときの備えです。保険の必要性は個々の事情によっても異なりますが、日常生活におけるさまざまなリスクに備えるなら、加入を検討したほうがいいでしょう。
日本には国民皆保険制度(※公的医療保険)が存在するため、個人で加入する保険を利用する機会が少なく、加入は不要という考え方もあります。しかし、公的保険だけではカバーしきれない部分もあり、病気やケガのリスクも年齢を重ねるごとに高まるのも事実です。
いずれにしても、万が一に備えるためには、保険の加入を検討する必要があるでしょう。
【シーン別】こんな時、もし保険に入っていなかったら?
生活の中に潜むリスクは、年齢や性別、職業や家族構成などに関係なく発生する可能性があります。
保険の加入で避けられる金銭的な負担としては、次のようなケースが考えられます。
- 医療機関の受診
- ライフイベントや老後の生活
- 遺族への備え
- 旅行先でのトラブル
それぞれ具体的に見ていきましょう。
ケガから、重い病気まで。医療機関にかかったとき
重いケガや病気になると、医療費の自己負担分が高額になる可能性もありますが、公的医療保険を利用すれば、医療費の自己負担額を原則3割に抑えることが可能です。
しかし、入院や手術をすれば数十万円から数百万円の医療費がかかることもあります。数百万円の3割を自分で支払うのは大きな負担になるでしょう。
また、入院時の食事代や差額ベッド代、先進医療費は公的医療保険制度の対象外になります。
このような時、先進医療費や自由診療費をカバーする民間保険に加入しておけば医療費の負担が軽減される可能性が高まるでしょう。
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将来の大きな金額の支出を見据えて
結婚や教育資金、老後の生活には大きな金額が必要になります。
【主なイベントや老後の生活費】
- 結婚:結婚式や披露宴、新婚旅行などにかかる費用は、全国平均で約466.6万円
- 教育:幼稚園から大学までにかかる教育費は全国平均で約1,000万円~2,700万円
- 老後:夫婦2人が60~80歳までの20年間、月28万円の平均的な生活費で生活した場合、社会保障として支給される年金などの受給額との差額約1,500万円
このような大きな支出に備えておくためにも、保険への加入を検討する必要があります。大きなライフイベントや老後の生活資金にコツコツと備えられる保険も少なくありません。
教育資金を確保するなら「学資保険」への加入を検討してみましょう。
学資保険をもっと詳しく!:子どもの教育資金はやっぱり学資保険?
老後の生活に備えるなら「年金保険」が適しています。
年金保険については、こちらの記事もご覧ください:
個人年金保険をシミュレーション~将来の自分のために今から始めたい保険
将来自分に何かあったとき、遺された家族の生活を案じて
自身に万が一の事態が起きたときに、遺族の生活に役立てられるのが「生命保険(死亡保険)」です。
生命保険には主に次のような種類があります。
- 終身保険:一生涯にわたって死亡保障が継続
- 定期保険:一定の期間だけ死亡保障が継続
生命保険について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
生命保険は加入する目的を明確にしたうえで、ご自身の状況に適した保障内容の商品を選択することが大切です。加入後も定期的な見直しを忘れないようにしましょう。
旅行先でのトラブルに備えて
旅行傷害保険は旅行先での次のようなトラブルに対応できる保険です。
- 病気やケガ(治療費用、傷害死亡・後遺障害など)
- 他人に対する補償(賠償責任)
- 持ち物の補償(携行品損害)
- 遅延補償
など
旅行先でこのようなトラブルに遭った場合には、旅行傷害保険が役立ちます。海外での医療費は高額になる可能性があるので、万が一に備えて加入しておくと安心でしょう。
運転中の事故やトラブルに備えて
車の運転中に事故を起こしてしまうと、被害者に対する賠償責任が生じ、中には1億円を超えるようなケースもあります。
自動車の所有者には「自賠責保険」への加入が義務付けられていますが、自賠責保険では他人を死亡させたりケガをさせたりした場合の慰謝料や治療費などの損害(対人賠償)に対してのみ補償され、相手の自動車や自分のケガなどは補償の対象になりません。
そのため、任意の自動車保険に加入することで、自賠責保険でカバーできないリスクに備えることができます。
災害等によるマイホームや家財への被害に備えて
大切なマイホームや家財を守る保険には「火災保険」と「地震保険」があります。
- 火災保険:火災や落雷などの災害に備える保険
- 地震保険:地震による火災や津波などに備える保険
火災保険の契約パターンは「建物」「家財」「建物と家財の両方」のいずれかとなります。補償内容は保険会社によって異なるので、比較検討したうえで自分に適した商品を選択しましょう。なお、地震保険は単体での契約はできません。必ず火災保険とセットでの契約となります。
火災や地震による被害額は大きくなる傾向にあるので、マイホームを購入したら火災保険と地震保険に加入しておいたほうがいいでしょう。
「保険」の加入で万が一への安心を
保険は、日常生活におけるさまざまなリスクに備えるための商品です。「万が一」に備えて加入しておくことをおすすめします。
ぜひ一度、千葉銀行へご相談ください!
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「じっくり相談しながらご自身に合う資産運用を見つけたい。」
そんな方は、店頭窓口での専任担当者による、ご相談もいただけます。
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- 特定保険契約には商品の種類によって次のようなリスクがあります。
- 変額年金保険
この保険は、国内外の株式、債券等で運用しており、運用実績が保険金額や積立金額、将来の年金額などの増減につながるため、株価や債券価格の下落、為替の変動により、積立金額、解約返戻金額は既払込保険料を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。 - 外貨建て保険
この保険は、為替レートの変動により、お受取になる円換算後の保険金額がご契約時における円換算後の保険金額を下回ることや、お受取になる円換算後の保険金額が、既払込保険料を下回ることがあり、損失を生ずるおそれがあります。 - MVAを利用した保険商品(市場金利等によって解約返戻金額が変動するタイプの商品)
この保険は、市場金利に応じた運用資産の価格変動が解約返戻金に反映されるため、市場金利の変動により解約返戻金が既払込保険料を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。具体的には、中途解約時の市場金利がご契約時と比較して上昇した場合には、解約返戻金は減少し、逆に、下落した場合には増加することがあります。
- 変額年金保険
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